俳優ディーン・フジオカ(39)主演のフジテレビ系「月9」連続ドラマ「シャーロック」の特別編が23日午後9時から放送され、平均視聴率(関東地区)が7・7%だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。

本編は初回から12・8%、9・3%、9・9、10・6、9・3%、8・3%、9・9%、8・9%、9・9%、8・8%、9・8%だった。

アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズが原作。ディーンは犯罪捜査専門のコンサルタント誉獅子雄(ほまれ・ししお)役。バディを組む精神科医・若宮潤一を岩田剛典(30)、警視長捜査一課の警部・江藤礼二を佐々木蔵之介(51)が演じている。

誉獅子雄(ディーン・フジオカ)が守谷壬三(大西信満)と埠頭から海中へと没してから1週間がたったが、2人の遺体はまだ発見できず、警察の捜索は縮小気味で、若宮潤一(岩田剛典)は、空虚な日々を送っていた。獅子雄の“最期の場所”である、あの埠頭に再びたたずむ若宮に声をかける1人の女性の姿が。

フリージャーナリストの門司かれん(木南晴夏)だ。獅子雄の功績を後世へのこすために話を聞かせて欲しいと言う。若宮は、まだ死んだと決まったわけではないと抵抗するが、彼女は、獅子雄に関わった人々の思いを一緒に調べることで、獅子雄について何かしらの手掛かりになるかもしれない、と言うが…。かくして、若宮は、かれんと共に、親愛なる友がどんな男だったのかを探る“旅”をすることに…。