ディズニーの大ヒットアニメ「アナと雪の女王」の続編「アナと雪の女王2」(11月22日より日米同時公開中)が、すでに第1作目の興行収益を超えたことがわかった。

ニューヨーク・ポスト紙によると、2013年に公開されたオリジナルは全米で4億70万ドル(約440億7700万円)の興行収益をあげたが、続編の「アナ雪2」は公開から1カ月で4億ドルを超えたという。

現時点でアニメ史上7番目となる高収益で、ディズニー側では、同作が間もなく史上5番目の高収益を上げると予想。海外でも大成功を収め、総額10億1600万ドル(約1117億6000万円)の世界興行収益となっている。

オリジナルから3年後が舞台となっている続編では、アレンデール王国で平和に暮らしていたエルサが、自分を呼ぶ「不思議な歌声」に導かれ、妹のアナやクリストフらと共に未知の世界へ旅に出るというストーリー。

エルサの声を演じているトニー賞受賞女優のイディナ・メンゼルは、ヨーロッパで開かれた「アナ雪2」のプレミアで、「アナ雪の3作目、4作目、5作目もあり得ると思うわ。製作者次第ね。ぜひ、出演したいわ」と語った。

ミュージカル女優であるメンゼルが歌った劇中歌「レット・イット・ゴー」は世界的な大ヒットとなり、第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞している。(ニューヨーク=鹿目直子)