【ロサンゼルス12日(日本時間13日)=千歳香奈子通信員】英王室がさらなる激震に見舞われた。ヘンリー王子(35)とともに英王室主要メンバーからの電撃離脱を発表したメーガン妃(38)が、ウォルト・ディズニー・カンパニーとナレーション契約を結び、ハリウッドに復帰すると複数の欧米メディアが報じた。

報道によれば、ディズニーと契約したメーガン妃はアニメーションの吹き替えなどを担当。その仕事で得た収入すべてをアフリカゾウの保護活動などを行う慈善団体に寄付するという条件で契約書に署名したと伝えられている。

ヘンリー王子とメーガン妃は8日、エリザベス女王(93)ら英王室の同意を得ずに主要公務から退き、英国と北米を往来して生活し、経済的に自立すると公式SNSで発表した。王子夫妻はメーガン妃のハリウッド復帰へ向け、離脱を発表する前から水面下で動いており、発表前には契約を済ませていた、と伝えられており、大論争が巻き起こるのは必至だ。

メーガン妃は2011年から人気ドラマ「SUITS(スーツ)」に出演するなど女優として活躍していたが、ヘンリー王子と婚約した17年に、女優を引退していた。現在は、メーガン妃はカナダに滞在しており、ヘンリー王子と現地で合流すると伝えられている。王子夫妻が本格的な海外移住へ向けた準備を進めているとする報道もある。