NHK木田幸紀放送総局長の定例会見が22日、都内の同局で行われた。初回視聴率19・1%で好発進した大河ドラマ「麒麟がくる」について「大変いいスタートが切れた」と手応えを語った。

「放送開始が2週間遅れたにもかかわらず、たくさんの方に見ていただきホッとしている。出演者、スタッフもありがたいと思っていると思う」。また「1回目がいちばん視聴率が良くて、2回目、3回目と下がっていくということもよくあるので、内容充実したものを期待したい」とした。

作品について「久しぶりの戦国時代で、知っている人がたくさん出てくるとっつきの良さもある。オーソドックスに見えるが、衣装などの見た目や、登場人物の視点など、新しい戦国時代になっていた。光秀には歴史的に謎が多く、脚本の池端俊策さんと長谷川博己さんが想像力たっぷりに見せているのが大きな魅力」とした。