女優松下奈緒(34)主演のフジテレビ系連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(木曜午後10時)の30日放送の第4話の視聴率が6・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが31日、分かった。前回の8・4%より2・3ポイント、ダウンした。

初回から8・4%、7・7%、8・4%だった。

松下が演じるのは、横浜みなと総合病院に勤務する腫瘍内科医のオンコロ先生こと恩田心。3カ月前に事故に遭い、意識不明の夫・匠(中村俊介=44)との間に、1人息子の蓮(桑名愛斗=8)がいる、働く母親でもある。そこへ有能な消化器外科医の梶山薫(木村佳乃=43)が移籍してきて、がん診療のバディを組むことになる。

第4話で、亡くなった心(松下)の夫、匠(中村)の告別式が行われる。参列した腫瘍内科の同僚の光野守男(藤井隆)、阿久津晃(木下ほうか)たちは心に弔いの言葉をかけるが、梶山薫(木村佳乃)は声をかけることが出来ない。薫は前の病院で匠の手術を担当していたのだった。

葬儀を終えた心は、悲しみを抱えながらも日常に戻ろうと、数日後から勤務を再開する。阿久津や光野は心配するが、心は「仕事をしている方が気が紛れる」と気丈にふるまう。その言葉通り、以前より仕事に打ち込んでいく心だが、突然、警察から匠の父親の京太郎(北大路欣也)に関しての連絡を受ける。

一方、薫は、匠の死につながる真相を心に言えないでいた。打ち明けるべきか否か。思い悩む薫の元に、先日薫と偶然の出会いを果たしていた関河隆一(三浦翔平)が姿を現して、真の目的を打ち明けた。