香取慎吾(43)が6日、東京・青山学院大学で学生たちからのオファーにこたえ制作した壁画「Be the Difference」の除幕式に出席した。

高さ約2・5メートル、幅約11・5メートルのステンレスパネルに描かれたもので、香取は「大きさでは(これまでの作品で)一番大きいかもしれない」と話した。作品のテーマは「人それぞれの違いをまるっとハグしたい」だといい、中央には壊れたハートが描かれ、多様性を現す大小100体の人型のモチーフが描かれている。香取は「傷ついたハートで立ち直れない時に、みんなの愛や助けで1人1人が生きていることを表現しました」と明かした。

企画から完成まで約3カ月を要したといい、制作には11日かかったという。「倉庫を借りて描いたのですけど、クリスマスもそこで過ごしました」と振り返った。

作品には、香取の遊び心も取り入れられている。オリジナルキャラクターの黒うさぎや、これまでもたびたび描いている大好きだという東京タワーの絵も描かれているという。香取は「東京の街が好きで、自分の壁画があるのも初めて。ここはみなさん入れる場所なので、僕もしょっちゅう、みなさんが観ている姿を見に来ることになると思います」と話した。