NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の17日に放送された第115回の平均視聴率が19・9%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、アンリ(烏丸せつこ)が無事戻り、喜美子(戸田恵梨香)はその夜、2人でワインを飲んで語りあった。翌朝、喜美子が起きると、またアンリの姿がなかった。40歳で初めての二日酔いになった喜美子は、飲み過ぎてよく覚えておらず武志(伊藤健太郎)に電話した。アンリがまたワインを持って戻ってくると、喜美子は飲み明かした時の会話を聞いた。アンリは喜美子が「ハチさん、ハチさん」と言って泣いていたことを明かした。その頃、信作(林遣都)は八郎(松下洸平)を信楽の居酒屋に呼び出し飲んでいた、という内容だった。