東京マラソンを主催する財団が、一般参加枠の取りやめにともなう参加料の返金をしないと発表したことを受け、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(73)が、「この財団の運営は不思議でなりません!」と不信感をあらわにした。

尾木氏は17日、ブログを更新し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月1日のレースは一般ランナー抜きで実施するとの発表に言及。財団が、規約に基づき参加料約1万6000円の返金には応じないとしたことについて「ほんとでしょうか?耳目疑います! 3万人以上の参加に加えて寄付なども合わせると なんとなんと【5億円】!!この大金を返金しないというのですから驚きです!!」とした。

大会のエントリー規約に「積雪、大雨による増水、強風による建物等の損壊の発生、落雷や竜巻、コース周辺の建物から火災発生等によりコースが通行不能になった結果の中止の場合」は参加料を返金すると明記されていることに触れ、「新型コロナウイルス対策は風水害と同じではないでしょうか?この財団の運営は不思議でなりません!返金すべきだと思いますがみなさんどう思われるますか?」と疑問を呈した。