俳優小沢征悦(45)主演のフジテレビ系連続ドラマ「パパがも一度恋をした」(土曜午後11時40分)の22日放送の第4話の視聴率が3・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と25日、分かった。前回の2・7%より0・4ポイント、アップした。

初回から2・9%、3・1%、2・7%だった。

名古屋地区は5・4%、関西地区は7・2%だった。

3年前に最愛の妻・多恵子(本上まなみ=44)を亡くした山下吾郎(小沢)。ショックを引きずり自分の部屋に引きこもり続けている吾郎を、1人娘のトモ(福本莉子=19)は心配していた。そんなある日、2人の前に「多恵子」と名乗る全裸のおっさん(塚地武雅=48)が現れる。原作は「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された阿部潤氏の同名マンガ。

第4話で、おっさんの姿になって戻ってきた、おっさん多恵子(塚地)を妻・多恵子(本上)としてすっかり受け入れた吾郎(小沢)は、娘のトモ(福本)と共に夕食を作るその姿にウットリとする。だが、トモが、いまだにおっさん多恵子のことを「おじさん」と呼んでいることにはモヤモヤが募るばかりだ。

ある日、吾郎の父親のタロスケ(麿赤児)が浅草で焼き鳥屋を営むいとこ・菊三(大久保鷹)の孫・片瀬りの(粟野咲莉)を連れてきた。りのの母でシングルマザーのナナ(橋本マナミ)が海外出張の間、りのを山下家で預かることにしたと言うのだ。

「トモおねえちゃんは何でたえこさんをママって呼ばないの? 中身はママなんでしょ」。りのの言葉にヒントを得た吾郎は、トモにママと呼ばせるため、おっさん多恵子の見た目を変身させる作戦に出た。