木村拓哉(47)が敏腕ボディーガードを演じるテレビ朝日系連続ドラマ「BG~身辺警護人~」(木曜午後9時)が4月16日から放送されることが4日、分かった。18年1月期に放送された同名ドラマの第2弾となる。

今作は、主人公島崎章(木村)が所属する民間警備会社「日ノ出警備保障」がIT企業「KICKS CORP.(キックスコーポレーション)」に買収されることから始まる。島崎は利益を優先する社の方針に疑問を抱き、「弱き者の盾になる」と独立を決意。チームで共闘した前作から一転、フリーのボディーガードとして奮闘する。木村は「描く世界観の形態が多少変わってきている。そこを自分なりにどう楽しみ、視聴者の皆さんにどう伝えていくか」と心躍らせる。

同局は、放送20年を迎える「科捜研の女」や、第18弾まで制作される「相棒」シリーズなど数々の長寿ドラマを持つ。「BG」もシリーズ化の第一歩を踏み出したが、木村は「継続スタンスや努力、チームワーク、残されてきた結果と比べると、『BG』はまだまだ赤子のようなもの」。また「しっかりとした内容や世界観を作って、継続する意味を持たせないと、ほかのシリーズ作品に失礼」と、先達へ敬意を忘れない。

斎藤工(38)菜々緒(31)間宮祥太朗(26)は続投し、市川実日子(41)勝村政信(56)仲村トオル(54)が新キャストとして登場する。クランクイン前には、木村の呼び掛けにより脚本家の井上由美子氏、プロデューサー陣、斎藤、間宮が集い意見交換を行った。 先日から始まった撮影に準備万全で臨んでおり「『しっかり煮詰まったな!』と感じる決定稿が出来上がりました。キャスト、スタッフ一丸となって取り組み、『BG』の新しいストーリーと新しい形態をしっかりと紡いでいきたい」と決意を語った。