俳優の竹内涼真(26)主演のTBS系ドラマ「テセウスの船」(日曜午後9時)の最終話が22日に放送され、平均視聴率が19・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。

同ドラマは、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)連載の東元俊哉氏による同名漫画の実写ドラマ化作。竹内演じる主人公の田村心が、警察官の父親(鈴木亮平)が起こした連続殺人事件の謎を追い、事件直前にタイムスリップし、過去を変えるタブーに挑む本格ミステリー。

第1話から視聴率は11・1%、11・2%、11・0%、11・0%、11・8%、13・2%、14・0%、15・3%、14・9%だった。

最終話の内容は、駐在所のワープロから犯行日記が、庭から青酸カリが発見されて逮捕されてしまった文吾(鈴木亮平)。大きく揺れる心と家族。バラバラになってしまった家族は最大のピンチをどう乗り越えるのか。

そして、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。それは、心に究極の選択を迫るものだった。過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意をする。やがて迎える黒幕との対峙。そこで事件のすべての真相が明らかにされる。