元AKB48の秋元才加(31)が、実母の出身地フィリピンでも新型コロナウイルス感染拡大にともなうロックダウンで人々がパニックに陥っている状況を伝え、「胸が痛んだ」と思いをつづった。

秋元はフィリピン人の母と日本人の父を持つハーフ。26日にツイッターを更新し、「春めき、気が緩みそうですが、今が1番我慢しなくてはいけない時だと思っています。私は自国について、世界について、自分や他人に対する考え方について沢山考える時間にしたいと思います。この時間を無駄にしてはいけない。医療従事者の皆様、いろいろな場所で頑張ってくれてる皆様に感謝しながら」と思いをはせた。

その後のツイートでは、「先ほど母と電話した」と報告。「フィリピンはどうなのかと聞くと、『街はロックダウンしてる。買い物にも許可が無いと行けないって。パニックバイも出来るのはお金持ちだけでしょ?貧しい人はただ、パニックになるだけ。どうすればいいのかって言ってる。』」と母との会話の内容を明かし、「貧しい人はパニックになるだけ…胸が痛んだ」と吐露した。

故郷のそうした状況を受け、「いつもギリギリで生活している人達がいるという事や、いろいろな事を包み隠さず話してくれた親のおかげで私は沢山考えるようになった。立場的に弱い人達を置き去りにしてはいけない」と秋元。「そして、常に人ごとでは無く自分の事として考えるきっかけをくれるもう一つのルーツがあるという事を私は誇りに思う」とつづった。

 

※初出の情報に一部誤りがありました。訂正してお詫び致します。