ZOZO創業者の前澤友作氏(44)が、新型コロナウイルスにともなう日本経済の悪化をめぐり、「銀行ローンや家賃は待ってもらっていいと思います」と、自身の考える対策をつづった。

前澤氏は9日、ツイッターを更新。中小企業や個人事業主などが相次いで経営破綻に追い込まれている現状に、「もちろん何かお役に立ちたいとは思ってます。政府の108兆円という経済対策がいつ誰にどのくらい支給されるのか、それで充分なのか、それでも困る人も出てくるだろし。そうした状況を見極めながら自分に何ができるかは考えたいと思います」とした。

その後のツイートでは、「現場の苦しみがリプで多く寄せられており、拝見するたびに心が痛みます。個人的な考えですが、銀行ローンや家賃は待ってもらっていいと思います。払えないものは払えないと思いますので」との考えを示し、「銀行や大家さん、ここは少し待っていただけませんか?今はみんなで痛み分けして、この困難を乗り越える時かと」と呼びかけた。

また、「大家さんも多くの場合、銀行融資を受けていると思いますので、同じく銀行に待ってもらうのが良いと思います」とし、「結局、お金の出所は銀行ですので、コロナが落ち着くまでの返済猶予を設けてもらうことが一番身近で分かりやすい対策なのかなと思っています。もちろん個人的な考えです」とした。