お笑いタレント“ブルゾンちえみ”こと藤原史織(29)が12日、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」(日曜午後9時)に出演した。

先月18日に、自身のインスタグラムで、先月いっぱいで所属事務所を円満退社し、イタリアへ留学すること、本名の藤原史織として活動することを発表していた。

この日の放送をもって番組を卒業する藤原は「with B」ことお笑いコンビ「ブリリアン」を解散したコージ・トクダ(32)と杉浦大毅(32)とともに、「ブルゾンちえみwith B」を復活させ、最後の「35億ネタ」を披露。藤原は「地球上の男いったい何人になってると思うの…38億…3億増えてる」と「35億ネタ」から進化させたネタで笑いを誘った。

ネタ後に「こんなすてきな回にしていただいて、本当に最後の最後まで感謝しています」と涙。「いろんなことがあった3年間でしたけど、本当に勉強になりましたし、絶対に誰もができる経験ではないので、この経験を生かして、いつかまた面白いワクワクを提供できるように勉強したいと思います。また会える日を楽しみにしています」と呼びかけた。

藤原が海外留学の意思を固めるきっかけは、18年夏の西日本豪雨だったという。ボランティアに参加し、社会貢献への意識を強く持った。もともと、環境問題などにも関心があったことから視野を広げようと決意したという。

◆藤原史織 1990年(平2)8月3日、岡山県生まれ。ワタナベエンターテインメントカレッジを卒業した15年、「ブルゾンちえみ」としてデビュー。17年、日本テレビ系「ぐるナイ!おもしろ荘」で「ブルゾンちえみwith B」としてネタを披露したことがきっかけでブレーク。今年3月をもって所属事務所を退所し、本名で活動することを発表した。身長155センチ。