嵐が5月15、16日に東京・国立競技場で開催を予定していたコンサート「アラフェス」が、新型コロナウイルス感染拡大などを受けて延期となったことが14日、分かった。ジャニーズ事務所のサイト「ジャニーズネット」で発表された。

同所が新たに生まれ変わって以来、単独アーティストが開催する初の公演となる予定だったが、ライブ時の動員人数は8万人以上とも言われており、関係者らが難しい判断を迫られていた。

嵐は現在「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」を務めている。東京五輪・パラリンピック組織委員会から「開閉会式会場である同所のさまざまなオペレーションの確認を兼ねる」と提示され、同公演が決まったという経緯もあり、関係者らが検討を重ねていた。

嵐は今年末をもっての活動休止を発表しており、延期となった同公演は、活動休止前の年内に開催するとみられる。