タレントのミッツ・マングローブ(45)が21日、レギュラー出演するフジテレビ系「バイキング」(月~金曜午前11時55分)を体調不良のため欠席した。

今月に入ってから、同番組やラジオ番組には自宅からリモート出演を続けていたが、もともと平熱が35℃後半と低いというミッツが37・1℃と10日ごろから発熱が続き、13日からはせきが出たり、味覚にも異変が生じるなど、体調不良が続いていることが明らかになった。

ミッツは、現在は誰とも接触していない状態で主治医の指示のもと自宅療養中で、この日は体温36・9℃でせきの症状や倦怠(けんたい)感が少しあるという。新型コロナウイルス感染に関しては、現在までにPCR検査を受けられていない状態という。

ミッツは番組内でコメントを発表。最後に現場で仕事をしたのは今月4日で、7日以降は人と接触していないという。「現在は、誰とも接触を取らない方法でできる仕事は続けていますが、発熱から数日後には舌の味覚がなくなる症状(今は回復)も出たため、新型コロナの検査を受けるのが妥当と判断しました」。ただ、肺炎の兆候がなく、PCR検査を受け付ける基準となっている37・5℃に1度も達していないことから、未検査のままという。

ミッツは「私のように『コロナっぽい』状態のまま、ともすれば普段通りの行動をしてしまっている人も。たくさんいるのではないかと思い、現状を公表することにしました」と体調不良を明かした理由をつづった。

「現に私も、発熱の事実をマネジャーに伝えるまでに『1日』の空白がありました。『とりあえず様子を見よう』という判断と『言ったらいろいろ大変そうだ』という逡巡が、その空白を作ってしまいました」と明かしつつ「すでに逼迫(ひっぱく)している医療体制を悪化させないためにも、定められた検査基準に従うべき」とした。「私のような『非公式』な状態である人たちが、今後どのように完治、復帰を決めればいいのかというのも考えていかないといけない事案だと思います。こまめに自分を律しながら、一日も早い安全な世の中を取り戻すべく、頑張りましょう」と呼びかけた。