爆笑問題太田光(54)が3日、レギュラーを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演し、新型コロナウイルスに関連した発言が批判を受けているナインティナイン岡村隆史(49)に対し「自分を大切にしてほしい」と呼び掛けた。

岡村は新型コロナ収束後、経済的な理由から風俗入りする女性が増える可能性を挙げ「いい子が入るから、今は風俗を控えましょう」とレギュラー出演するラジオ番組で呼び掛け、批判を浴びていた。

岡村が謝罪した放送を聞いたという太田は「岡村は勇気づけようとしていたんです。もちろん配慮も想像力も足りないけど、メールを送ってきたリスナーを何とか勇気づけようとしていた」と想像した。また、相方の矢部浩之(48)による番組での“公開説教”についても「矢部も岡村のことを『社会性がない』と言ってたけど、社会性がないのが岡村なんです。そういう岡村を聞きたいっていうリスナーもいっぱいいて。今の状況もあるし、風俗業界がどれだけ苦しいとか、女性団体の気持ちもあるし、深夜ラジオとは何かという気持ちもある。ひと言では言えないし、岡村には自分を大事にしてほしいし、あいつは自分を責めるから、とにかく自分の心を優先してほしい」と語った。

フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」で長く岡村と共演した鈴木紗理奈(42)は、配慮に欠けた岡村の発言に「毎日コロナでみんな敏感になっている。それを察知せずに、面白いと思って言っている。悪意なんてないと思うけど、すごい残念やし、おっさんなにやっとんねんっていう感じですね」と話した。レギュラー番組の降板を求める声も上がっているが、「困っている人に対して喜ぶような人じゃないし、優しい人。降板すべきじゃないし、こういうミスをしたおじさんをみんなで笑ったらいい」。また「ちゃんと人と向き合って愛することを覚えて、こういうことを言ったらダメなんだとおっさんが学べ!」と岡村に訴えた。