TeNYテレビ新潟の大谷萌恵アナウンサー(23)が、目標の第1歩を踏み出している。「夕方ワイド新潟一番3部・県内ニュース」(午後6時15分~7時)の金曜日キャスターの1人に入社2年目で抜てきされた。「いつかは報道キャスターをやりたいと思っていた。ニュースをしっかりお伝えして“金曜日は大谷”と言われるようになりたい」。歯切れのいい言葉が弾んだ。
目指しているのは突発的な事件、事故、災害に柔軟な対応ができるアナウンサー。震度6強を村上市で記録した昨年6月の新潟・山形地震の取材に、入社2カ月で駆り出された時は、やりがいを感じた。「地震が起きると友人、知人から『大丈夫か』という連絡がいくつもきた。情報を知りたい人に正確な情報を伝える大切さと意味が、そのとき分かった」。
横浜市生まれながら、新潟県内でアナウンサーを志すようになったのは“新潟人”の温かさに触れたからだった。横浜市の観光親善大使として新潟を初めて訪れた中大2年の時だ。携帯電話が故障し、修理する店を探して見知らぬ新潟の街に1人で出た。通行人3人に道を聞きながら目的の店にたどり着いたが「全員が親切に教えてくれた。温かい土地だと思った」。その経験が、TeNYの大谷アナウンサーを誕生させた。
もともとキャスター志望だった。大学3年から約1年半、BS朝日のニュース番組で週1回の学生キャスターも務めている。「ニュースの現場に行って、いろいろな人の声を聞き、日々のニュースを伝えたい。金曜日(の県内ニュース)はそれにプラスアルファして、生活のヒントになる情報も届けていきたい」。思いは膨らむばかりだった。
◆大谷萌恵(おおたに・もえ)1996年(平8)9月13日、神奈川県横浜市生まれ。夕方ワイド新潟一番3部・県内ニュース(金曜日)では1カ月に1回の特集も担当。新潟のお気に入りスポットは信濃川やすらぎ堤、日本海など。154センチ。血液型A。



