お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)が5日、吉本興業YouTubeチャンネルで、東野幸治(52)がパーソナリティーを務める特番「吉本芸人生存確認テレフォン」の生配信に出演した。

東野が、自粛中の芸人に手当たり次第に電話して現況を確認、何をしているかを聞き出す。

亮は、昨年6月に発覚した闇営業問題で吉本興業を退所して、新たに設立した相方の田村淳(46)が社長を務める株式会社LONDONBOOTSの所属になって、今年1月にトークライブで仕事復帰した。4月7日にはテレビ朝日系「ロンドンハーツ」で地上波復帰を果たし、これからというところで新型コロナウイルス感染防止のための自粛に入らざるをえなくなった。

亮の前に東野と電話で話した、裸芸人の大西ライオン(40)が、吉本興業のコンテンツを全くチェックせず、東野の番組も聞いていなかった事を知ると、亮は「彼の方が吉本を出たほうがいい」とチクリ。

東野が「やっと仕事ができると思ったら、バチ当たってんな」と自粛の現状について話すと、亮は「ずっと悪いことしてたから」と苦笑い。「地上波の仕事復帰が4月7日だったんだけど、その日に非常事態宣言。オンエアできてよかったけど、いろいろと仕事を入れてもらったのに残念」と話した。

4月12日には吉本興業の大崎洋会長がパーソナリティーを務めるKBS京都ラジオ「らぶゆ~きょうと」にゲスト出演した。

東野から「行きたくなかったんちゃうの」と言われると、亮は「それは、うちの社長(淳)が『面白くなるんと違う』と言うから。本当はかわしたかった。京都まで呼ばれると、吉本の本社に近づくから殺されるんじゃないかと(笑い)。そうしたらフランクな感じで、その後にご飯連れて行ってもらって、よくしてもらった」と振り返った。

亮は「でも、吉本のタレントじゃない。株式会社LONDONBOOTS所属ですから。今日も吉本のチャンネルに呼ばれるし、これが吉本のやり口か」と笑いをまじえて話した。