馬力十分の大物女子アナが誕生した。慶大馬術部出身の松田和佳さん(23)が先月、静岡朝日テレビにアナウンサーとして入社。デビューに向けて話術を磨いている。出身地の東京で小学1年から馬術を始め、高校、大学と全国大会に出場した実力者。昨年12月まで手綱を握っていた。

-アナウンサーを志したきっかけは

松田アナ 中高生の時に芸能活動も行って、NHKの教育番組に出演していました。女性アナウンサーの仕事ぶりを見て「格好いい」と思ったからです。

-なぜ静岡のテレビ局を選んだのですか

松田アナ 数社のアナウンサー試験を受けていて、静岡が魅力的でした。大学の馬術の試合会場が御殿場。富士山がきれいに見えて、静岡と無縁ですが、親近感がありました。

-どんな番組を担当したいですか

松田アナ スポーツに関わりたいです。体力には自信があるので、いろんなところに行って、体を張って取材します。チャームポイントは腕の筋肉(笑い)。手綱を握っていたので、ムキムキです。握力は36キロぐらいあります。

-静岡の暮らしはいかがですか

松田アナ 住みやすいです。街がコンパクトで便利。人生初の1人暮らしを楽しんでいます。静岡で初めて炊飯器を使いました。「炊飯」のボタンが「炒飯(チャーハン)」に見えて、「ご飯がチャーハンになるんだ。すごいなあ」と思っていました(笑い)。【聞き手・柴田寛人】