個人的なことで恐縮だが、日程の管理はアナログの手帳とアプリのタイムツリーを併用している。あまり深くは語れないが、とてつもなく個人的なものは手帳に、家族に知られてもいいというか共有しておきたい予定はアプリというすみ分けもできている。

新型コロナウイルスの感染拡大により、多分に漏れず記者も働き方が変わった。予定欄にはテレワークなる言葉が並ぶ。ついこの間までは、使いもしなかったワードだ。

この言葉、ネットで検索すると、和製英語かと思いきや、英語のようだ。アメリカが発祥の地で、スペルはTelework。時間や場所にとらわれない働き方のことで、私が見たサイトによると、1973年に米空軍とNASAのプロジェクトに従事していたジャックという人が生み出した言葉なのだとか。アメリカでは結構な歴史があるということになる。

日本語だと在宅勤務。英語にはリモートワークという言葉もあり、やや意味あいが違うのだとか。テレワークは会社内で働きながらも、時には外でも仕事することもあるというニュアンスらしい。週5日のうち、2日は家で仕事をするという働き方だ。土、日曜日が休みだとすると、金曜日と月曜日をテレワークにすれば、通勤するのは、火、水、木曜日だけになる。これって、個人的にはうらやましいというか理想的な働き方のような気がする。

アフターコロナでは、こういった働き方が増えていくのかもしれない。そうなると、地獄のような通勤電車に乗る回数も減るし、都心の近くに住む必要性も減る。自然が豊かな郊外で、広い空間を求めて、マンションではなく一軒家という選択が増えていくのかもしれない。

話はそれたが、リモートワークとは、会社にデスクもなく、離れた場所でもパソコン1つで仕事をする形をさすようだ。

そのほかワークフロムホーム(Work From Home=WFH)という言葉もあり、これが日本でいう在宅勤務の意味に近い。会社にデスクはあるのだが、時には、カフェやコワーキングスペースで仕事をするよというときに、このWFHという言葉が、スケジューラに並ぶらしい。

ということで、手帳やアプリにはテレワークではなく、WFHと表記しようかなと思う。本当にどうでもいい話ですみません。そんな言葉を気にするより、少しでも仕事しろって…。