NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の27日に放送された第43回の平均視聴率が21・0%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、コロンブスレコードでは、裕一が出来上がった地方小唄「横浜囃子」の曲を二日市に見せたが却下された。すると木枯から「横浜囃子」を作詞した磯貝は重役の息子で、ババを引かされたと思って付き合っていることを知らされた。その晩、たまたま古山家にやって来た鉄男(中村蒼)に、音の様子を見に行ってもらうように頼み込んだ。一方、社交場のカフェーで働くことになった音(二階堂ふみ)。接客していると客を怒らせてしまった。ママから叱られていると希穂子(入山法子)にかばってもらうことに。その後、音に指名が入り接客につくと、そこに鉄男がいた。あとからやってきた希穂子が鉄男の顔をあわせると顔色が一変した。鉄男は「ずっと捜していたんだ」と興奮して希穂子にせめ寄った。心配した音は希穂子と鉄男を家に連れてきた。そこでも話し合いがもたれたが、希穂子はすぐに家を出て行った。音は希穂子と喫茶店で、裕一は鉄男と家で、それぞれ出会ったこと時のことからを話した、という内容だった。