NHKは27日、今月の定例の放送総局長会見が中止となったことを受け、ラジオ・テレビ記者会が提出した質問に書面で答えた。

大河ドラマ「麒麟がくる」や朝の連続テレビ小説「エール」について「収録再開の検討を進めているが、現時点では未定です。放送再開については再開後の収録状況をみながら検討していきます」と回答した。

「麒麟がくる」は全44話で、中断期間が長くなると、年内に放送が終了しない可能性もでてくる。この点については「収録を再開することに注力し、(放送回数は)再開時期と合わせて検討します」と答えた。

来年の大河ドラマ「青天を衝け」についても、現時点では放送期間を見直す予定はないという。ただ、収録開始時期は例年より遅れており、放送開始の時期は今後検討する。