都内の寄席の浅草演芸ホール、新宿・末広亭が1日、公演を再開した。

4月6日から休業していた浅草演芸ホールでは午前11時40分の開演に15人の観客が駆けつけた。マスク着用を義務づけし、定員340人のところ、入場者を100人に制限。座席も前後左右に空けるなどしたほか、中入り(休憩)を1回増やして2回とし、一部の扉を開けて換気を良くした。また、楽屋でも出演者の体温チェックをするほか、滞在時間も制限しているという。

同演芸ホールの松倉由幸社長は「一刻も早く開けてほしいと、ファンの方からも芸人の方からも要望があった。少しでも早く開けて、浅草ににぎわいが戻ってきてほしかった」と話した。