俳優仲野太賀(27)と元乃木坂46衛藤美彩(27)は15日、25日から開催される台湾映画祭で同日、Asia Prism部門での上映が決まったダブル主演映画「静かな雨」(中川竜太郎監督)について、コメントを発表した。

同作は、作家宮本奈都氏の同名デビュー作の映像化。国内では2月に上映された。

大学の研究室で働く足の悪い行助を演じた仲野は、「東京に住む2人の若者の細やか息吹を感じれる映画になっています。本作が台北でどのように受け入れてもらえるのか、とても楽しみです」。また、事故の影響で新しい記憶を短時間しか留めておけなくなってしまうこよみを演じた衛藤は、「台北映画祭に出品されることが本当にうれしいです。見終わった後に、現実世界のどこかに行助やこよみの存在を感じてくださればうれしいです」とコメントを寄せた。

台北映画祭は98年から毎年夏、台湾の台北で開催されている映画祭。今年は25日から7月11日まで開催される。