浜田岳(32)が8月26日スタートのテレビ東京系ドラマ「働かざる者たち」(水曜深夜0時58分)に主演することが26日、分かった。働かない人々に振り回される会社員、橋田一をコミカルに演じる。

何かと理由をつけて働かない会社員の生態を描く、サレンダー橋本氏の同名コミックをドラマ化した。浜田演じる老舗新聞社「毎産新聞社」入社7年目のシステム部員・橋田は、本業もそこそこにウェブ漫画連載の副業に熱中。同期の活躍を横目に漫画に居場所を見いだすが、労働意欲の低い“働かざる者たち”と出会い、自分の生き方を見つめ直すことになる。働く30代の悩みや葛藤が詰まったヒューマンコメディーだ。

目を離すといつの間にか職場から姿を消す「妖精さん」や、働かない50代を指す「50G(フィフティ・ジー)」など世相を反映したキャラクターが毎話登場。過去を抱えた働かない人々を哀愁たっぷりに描き、浜田は「世の中にはこんなに面白い人たちがあふれているんだなぁと思いました」。橋田と働かないおじさんたちのかけ合いも見どころ。実力派から個性派まで、さまざまな共演者が登場予定で「本当にパンチのあるすてきな先輩方なので、もう思う存分やっていただいて、その先輩たちの、のびのび打った球を一生懸命拾うだけです」と意気込む。

会社員の“あるある”が詰まった作品といい、浜田は「会社でのストレスをぜひ僕らのドラマにぶつけていただいて、つらかったことをちょっとでも笑いに変えてもらえたら」と話した。