文音(32)が31日、都内の神楽座で行われた主演映画「いけいけ! バカオンナ~我が道を行け~」(永田琴監督)初日舞台あいさつで「感謝の気持ちでいっぱい」と感謝した。

この日、新型コロナウイルスの新たな感染者が都内で463人確認されるなど、感染が全国で拡大した。当初、都内で初日舞台あいさつを行う方向だったが、かなわず神楽座で取材陣を呼び込んで開催した。文音は「本当だったら、劇場で初日あいさつをさせていただくところを違う形でさせていただいた。劇場では出来なかったし、一般の方は入れられなかったけど、こういう形でやれたのは幸せ」と感謝の言葉を繰り返した。

石田ニコル(30)は、今作がアラサー女子の友情、ねたみ、嫉妬などを描いたコメディー映画であることを挙げ「映画を見て、笑って、数年後、大変だったねと笑い合えたら良いですね」と語った。

真魚(28)は「こうやって、たくさんの報道の方に来ていただいて、ありがたく思う。こういう状況の中、3人であいさつが出来ることは恵まれています」と感慨深げに語った。

舞台あいさつの中で、ナンパされたか否かについて質問が飛んだ。文音は「私が32年間生きてきた中で、面白いナンパ文句は『天使が舞い降りてきたのかと思った』。言われた時、ちょっとビックリした」と笑った。

石田は「ナンパ以前の問題で人見知り。人の目を見るところからなので。でも、面白い方だったらいいな。ゲームと海の話で話しかけていただけたら目を見て話せる」と笑った。初めてのデートで食事に行く場合は「おじいちゃん、おばあちゃんがやっている老舗の焼き鳥屋さんが良い」と語った。一方で「パスタ、すする人、すごい嫌い。イタリアン行こう、となるとパスタがくるの待ってます」と苦笑した。

真魚は「ナンパ…ないから」と言い、しきりに石田に話を振った。それでも、最初のデートに行きたいところは? と追及されると「映画! 映画がいい。最初から、食事だと何して良いか…」と照れ笑いを浮かべた。また、食事の際、どういう男性が良いかと聞かれると「チャーハンを、すごく食べる人がいいな。遠慮せず、好きなものを、おいしそうに食べてくれたら、幸せを感じる」と男性観を語った。

文音は最後に「コロナの中、いろいろなことを考えて、こういうものを出すかどうか…まで考えた。でも、笑いは必要だし、絶対に免疫がつくと思う。劇場に来てくださいとは、あまり言えない時代ですけど、マスクを着けて笑って欲しい」と笑みを浮かべた。