俳優玉木宏(40)主演のフジテレビ系連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」(火曜午後9時)の第3話が11日、放送される。

玉木が演じるのは双子の兄弟の兄・矢端竜一。実の両親に捨てられ双子の弟の竜二(高橋一生)と共に、小さな運送会社を営む養父母のもとで幸せに暮らしていたが、全国制覇をたくらむキリシマ急便の乗っ取りにあって、養父母は自殺する。7年後に22歳になった竜一はたばこの火の不始末による火事で帰らぬ人となったが、数カ月後に顔を変え、名前も和田猛と変えて竜二の前に現れる。竜一は裏社会の人間、竜二は国土交通省のエリート官僚と道は分かれたが、2人はキリシマ急便社長の霧島源平(遠藤憲一)への復讐(ふくしゅう)を誓った。

第3話では、竜一(玉木)は、源平(遠藤)の息子である晃(細田善彦)の信頼を勝ち取り、計画通りキリシマ急便の経営コンサルタントの座につく。

竜二(高橋)は、源平が娘のまゆみ(松本まりか)の婿養子として、有力政治家を父に持つ同じ国交省の三栗谷仁志(尾上寛之)を迎え入れて晃に代わる後継者にしようとしていることを知る。そして、まゆみへ積極的にアプローチをかけ始める。

そんな中、竜二は大臣が絡む重要なプレゼン案件を任される。復讐(ふくしゅう)のために出世を狙う竜二は精力的に取り組むが、なぜか不可解なトラブルが続発する。そんな竜二の元に三栗谷が訪ねてくる。

一方、竜一と竜二の養父母の娘、美佐(松本穂香)は、SNS上での生徒のトラブルについて相談するため“和田猛(竜一)”が所長を務めるITコンサルタント会社を訪れる。