東山紀之主演のテレビ朝日系ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の19日第3話の平均視聴率が、11・8%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は13・5%、第2話は11・6%だった。

東山演じる天樹悠を中心に、個性派刑事たちが難事件解決に挑む人気刑事ドラマ。15年にシーズン1がスタートし、今年シーズン6を迎えた。

偽造パスポートを所持した男の遺体が見つかる。天樹悠(東山)ら専従捜査班の調べにより、男の本名が山田和彦で、殺害前日に複数国を経由してリオデジャネイロに行く航空券を購入していたことが分かる。複雑な航路に加え年間20回以上もの渡航歴などから、山田は密輸組織に関係しており、高飛びしようとしていたのではないかと疑う。

野々村拓海(白洲迅)と山田の勤務先であるバイオマス発電の研究所に向かった天樹は、そこで目にした集合写真の日付に引っ掛かる。それは捜査資料「ゼロA」が強奪されたトラックに殴り書きされた数字「18820」だった。

写真に写る女性にも見覚えがあり、所長によると、研究所を支援するNPO法人「WIND」の秘書・田中玲子だという。しかし記憶をたどった天樹は、3年前に退官した所轄の刑事・室井沙織(佐藤寛子)だと断言する。