横浜流星と浜辺美波がダブル主演する日本テレビ系連続ドラマ「私たちはどうかしている」(水曜午後10時)の19日放送の第2話世帯平均視聴率が7・8%(関東地区世帯)だったことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第1話は9・6%だった。

同作は同名の漫画が原作で、老舗和菓子店が舞台のラブミステリー。浜辺は和菓子職人の七桜(なお)を演じる。横浜は創業400年の老舗和菓子店の跡取り息子・高月椿(つばき)役を演じる。2人は幼なじみだったが、「容疑者の娘」と「被害者の息子」。七桜は、15年前の椿の父親の殺害事件に対する容疑者として逮捕された、住み込みの職人だった母親の無実の罪を晴らすために、正体をかくしたまま、椿と結婚する。過酷な運命に翻弄(ほんろう)されながらもひかれ合う姿が描かれる。

椿の母親で和菓子店のおかみ・今日子役を観月ありさが演じるほか、佐野史郎や高杉真宙、山崎育三郎、鈴木伸之らも出演する。

第2話で、光月庵で暮らし始めた七桜に、椿は下っ端の職人として洗い場の仕事を命じる。

厨房(ちゅうぼう)では椿の結婚をぶち壊した女として同僚の職人たちから後ろ指を指されながらも、七桜は大好きな和菓子作りに囲まれることに喜びを感じていた。そんな中、作業を助けたことで親しくなった見習の職人・城島(高杉真宙)の話から、15年前、先代の樹(鈴木伸之)が亡くなった事件の後、光月庵の従業員が総替わりしたことを聞く。七桜は事件当時のことを知る古参の客から話を聞くべく、ある方法を思いつく。

光月庵では神社の祈晴祭の大量注文が入っている日に七桜が得意先の呉服店“白藤屋”の注文を受けてしまったことが問題になる。 祈晴祭の日、七桜は菓子を届けるため1人で白藤屋を訪れた。しかし、箱を開けると、なんと白藤屋特注の菓子が台無しにされていた。パニックになる七桜の前に現れた椿は「うそをつくからこんなことになる」と、七桜を抱え上げて帰る。七桜の不審な行動に気づき後を追って来た椿だが、何者かが御菓子に不吉ないたずらをしていたことで、光月庵は大切な得意先を失う危機に陥る。

店に戻った後、出来上がった菓子をおかみの今日子が珍しくチェックしていたと聞いた七桜は、今日子が自分を追い出すために菓子に細工したことに気づく。

今日子は七桜の荷物をまとめ出て行くように言い渡す。嫌悪感を爆発させ、七桜を追い詰める今日子だったが、七桜に手を差し伸べた椿は、なんと白藤屋から七桜を指名して注文が入ったと告げる。その頃、白藤屋には謎の男・多喜川(山崎育三郎)の姿があった。 翌日から、七桜に光月庵のあんを教えるため、椿の1対1の指導が始まる。しかし、ベテラン職人・富岡(岡部たかし)の不満に気づいた今日子の差し金で、2人は厨房を使えなくなってしまう。大旦那(佐野史郎)に直談判する椿だが、七桜はそこで椿と大旦那の驚くべき確執を目の当たりにする。