爆笑問題がレギュラーを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)が30日、生放送された。同番組では田中裕二(55)、アシスタントを務める山本里菜アナウンサー(26)が新型コロナウイルスに感染し、この日欠席。太田光(55)が状況を説明した。

田中に代わり、お笑いコンビ、ずん飯尾和樹(51)、山本アナに代わり良原安美アナ(24)が出演した。

まず番組冒頭のVTRで、田中と山本アナの新型コロナ感染を報告。接触した可能性のあるスタッフ全員にPCR検査を行ったとし、「全て陰性であることが確認されました」と説明した。

スタジオの太田は「報道でご存じの方が多いと思いますけど、うちの田中がですね、賭けマージャンが発覚しまして」とジョーク。「そうじゃなくて、新型コロナウイルスのPCR検査の結果、陽性と出ました」と伝えた。また「アシスタントの山本アナウンサーも陽性ということで、サンデージャポンてんてこ舞い、そういう状態です」と苦笑した。

続けて田中の妻である山口もえ(43)も感染したことや、太田、番組スタッフがPCR検査を受けたことなど経過を報告。番組から2人の感染が出たことについては「このスタジオでクラスターが起きたことも当然考えないとならない。十分やってるつもりだけど、どっかに抜け穴があったかもしれない」としつつ、「今週の放送をどうするかもいろいろ検討して、スタッフ全員がPCR検査を受けて、陰性だった。これが絶対ではなく状況証拠で判断するしかないけれど、この番組としてはスタジオ内のクラスターは起きていなかっただろうと」と今日の生放送に至った経緯を語った。「4月だったらスタジオを閉鎖してということになったかもしれないけど、コロナの状況も日々変化している。このケースに関しては個別の感染だろうと判断した」と話した。

田中は現在妻、3人の子どもたちと同室で入院しているといい、体調について「最初は出ていたせきも収まった。もえちゃんも熱も収まった」。山本アナについても「安定して通常の状態に戻っている」と報告した。また「山本さんは1人で心細い思いをしているはず。番組に穴をあけたと考えてしまうかもしれないけど、そう考えるのは間違いで、自分の体を一番大事にして欲しい。ゆっくり休んで帰ってきて欲しい。山本さん見てるかな?」と思いやった。