NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の15日に放送された第67回の平均視聴率が18・8%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

「エール」は4月1日から撮影がストップ。6月27日の振り返り回を最後に一時放送中断となり、同29日以降は第1回から再放送。現在放送中の再放送は9月11日で終了し、同14日から放送を再開すると発表していた。

あらすじは、裕一(窪田正孝)の家では、弟子として作曲家を目指すことになった五郎(岡部大)と文芸ノ友新人賞を受賞し上京し執筆活動をすすめることになった梅(森七菜)が古山家で暮らしていた。娘の華の面倒を優しくみる五郎と2作目の執筆で気が立っている華。性格が反対な2人を見た裕一と音(二階堂ふみ)は鉄男(中村蒼)のおでん屋で歓迎会を開いた。するとそこに久志(山崎育三郎)が現れ、音を口説こうとした。梅の新人賞の授賞式を迎え、お祝いの花を手渡す役で以前に文学を教えていた結が現れた。結は幸文子の名前で先に新人賞を取り作家になっており、梅に敵意を向けてきた。梅は文学の別の世界の一面を知り、世間知らずと痛感し失望した、という内容だった。