女優伊藤かずえ(53)と桑江咲菜(28)が、11日放送のテレビ朝日系「魔進戦隊キラメイジャー」(日曜午前9時30分)で、07年の「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の役柄のままでゲスト出演、13年ぶりに母娘を演じる。

当時、表向きはスポーツメーカー、実はゲキレンジャーたちをサポートする秘密組織「スクラッチ社」の特別開室室長・真咲美希役で伊藤が、その娘・なつめ役で桑江がレギュラー出演。

今回「キラメイジャー」と「ゲキレンジャー」、夢のコラボのかけ橋となるのはキラメイグリーン・速見瀬奈(新條由芽)。実業団所属の陸上選手で女子100メートル走の日本記録保持者である瀬奈をスポンサードしている企業がスクラッチ社ということで、真咲母娘と深い関わりを持っている。瀬奈の学生時代の先輩でもあるなつめは、母親の美希の背中を追いかけ、スクラッチ社の開発室で新商品の開発を担当している。

伊藤は「今回、約13年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演なので『ゲキレンジャー』を知らない世代の視聴者の皆さんに受け入れられるだろうかと不安です。でも、現場には『ゲキレンジャー』の頃と同じ監督、スタッフも何人かいらっしゃって懐かしかったですね。撮影は3日間でしたが、とても楽しかったです。美しく成長した私の娘・なつめちゃんを見ていただきたいですね」

先月25日に27歳の一般男性と4年の交際をへて結婚したばかりの桑江は「大好きなスーパー戦隊シリーズに、またなつめとして、かずえさんと一緒に出られることに喜びを感じました。とにかくうれしかったです。撮影現場では『ゲキレンジャー』時代にお世話になっていたスタッフさんとも再会できて、皆さんに『いくつになったの?』と聞かれていました(笑い)。『キラメイジャー』のみんなとも、空き時間にクイズをしたり写真を撮ったりして、楽しい撮影現場でした。なつめがどのように成長して、何を受け継いだのかを13年ぶりに見ていただけたらうれしいです。よく見るとどこかに『ゲキレンジャー』が隠れているので、そちらも探してみてください」と話している。