人気スパイ映画「007」シリーズ最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開が、11月から来年4月に再び延期されることが発表された。

当初は今年4月公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて映画館が閉鎖されたことなどから公開を秋に延期していた。米国では多くの州で現在は映画館の営業が再開されているが、感染の拡大が広がっているロサンゼルスなど大都市では依然として再開のめどは立っておらず、営業を再開した映画館も感染リスクを懸念してか客足は鈍い状況が続いている。

ハリウッドでは3月中旬以降、新作映画の公開が全てストップしていたが、先月ようやくクリストファー・ノーラン監督の新作「TENET テネット」が公開されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)