King&Prince岸優太(25)神宮寺勇太(22)が、舞台「ドリームボーイズ」(東京・帝国劇場)に昨年に引き続き出演することが9日、分かった。

このほど日刊スポーツなどの取材に応じた。12月から来年1月にかけて上演。ライブや舞台などを含め、観客の前でパフォーマンスするのは約1年ぶりとなる。

新型コロナウイルスの影響でファンに直接会えない状況が続いた。主演の岸は「お客さんの前でパフォーマンスできることは、この世界で生きていく上で本望。テンションのキャッチボールを久しぶりにできるのはうれしい」と喜んだ。

同作は04年に初演。昨年死去したジャニー喜多川氏をエターナル・プロデューサーに据えた伝統の作品だ。神宮寺は「ジャニーさんがたくさん情熱や愛をささげてくれた作品。ネガティブなことが多い世の中で、夢とか希望を去年よりもさらに届けていきたい」と誓った。ボクシングが題材のため、昨年に続いて肉体改造に挑む。「昨日もステーキ食べました」と笑った。

近年は秋ごろの上演が多く、今年も本来は9月に上演予定だったが、1度は見送られていた。安全対策の算段がつき、年末年始の上演に決まった。後輩のジャニーズJr.らも出演する予定で、岸は「お年玉(をあげる恒例行事)が心配。経費も計算しないと」と苦笑いしつつ、「先輩たちが築いてきた作品のソウルはこれからもずっと受け継いでいきますし、橋渡し役になれれば」と力を込めた。

◆「ドリームボーイズ」 04年、現ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(38)主演の「DREAM BOY」として初演。以降キャストや内容を変えてほぼ毎年再演し、KAT-TUNの亀梨和也(34)、Kis-My-Ft2玉森裕太(30)らが主演を務めてきた。夢を追い求める少年たちを描く。