ナイツ塙宣之(42)土屋伸之(42)が司会を務めるBS朝日「お笑い演芸館+」(木曜午後10時)が、29日に放送100回を迎える。記念回ではナイツ、中川家、サンドウィッチマンが漫才を披露。実力派3組が番組の節目を盛り上げる。

16年4月にスタート。漫才、コントなどあらゆる芸を長尺で見せる貴重な演芸番組として人気を集める。100回まで続いたことに土屋は「出ていただいた芸人さんたちが毎回素晴らしかった」と仲間に感謝。過去にはオール阪神巨人ら関西の重鎮も登場し、塙は「舞台袖で見させていただいて、勉強になります」と話す。生前の志村けんさんも好んで見ており「『いつも見てるよ』って言ってもらいました」と振り返った。

3組は中川家礼二(48)が発起人となって始まったライブ「漫才サミット」を定期開催。気心知れた間柄だ。コロナ禍で開催めどは立たず、サンドウィッチマン富澤たけし(46)は「久々にそろっての漫才はうれしい」と喜ぶ。礼二も「節目にこの3組で出演できた喜びは大きいです」。毎度チケット即完の組み合わせだけに、訴求力も自覚している。3組での新番組に野心を見せ「各局の皆さんにも見ていただきたい」と訴えた。