俳優福士蒼汰(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「DIVER-特殊潜入班-」(火曜午後9時)は、20日放送分で最終回を迎えるが、これに先立ち、制作のカンテレ(大阪市北区)が、出演者のコメントを発表した。

兵庫県警の刑事を演じたりょう(47)安藤政信(45)正名僕蔵(50)関西ジャニーズJr.ユニット「Aぇ! group」の正門良規(23)中山義紘(30)が、9月に一斉にクランクアップ。安藤は、福士が演じる元犯罪者の黒沢兵悟が所属する「潜入捜査チーム(通称D班)」班長、伊達直哉を演じた。

安藤は「コロナの自粛生活期間中、台本を読むだけの毎日を過ごしながら、今後も役者という仕事をやりたいと強く思っていたところで、この作品の話をいただきました。本当に現場に来るのが楽しかったです」と振り返った。

兵庫県警本部長を演じたりょうは「私も自粛生活が終わってから初の連続ドラマで、改めて私たちの仕事はとてもすばらしく、すてきなものだなと思いました」。唯一、関西弁を話す役に挑んだ正名は「関西弁のコツをつかみ始めてきたところで終わっちゃうので、正直もうちょっとやりたかったな」とコメントした。

若手刑事役の正門は「僕にとって『DIVER』という場所は癒やしであり、楽しくお仕事できる現場だったので、終わってしまうのはちょっと寂しいです」と、兵庫県警チームとの別れをさみしがった。中堅刑事役の中山は「自分にとってすごく大切な作品のひとつになると思います」と話した。