薬物からの回復を目指す俳優の高知東生(55)が、「三浦春馬さんが残してくれたギフトに心から感謝している」と、7月18日に亡くなった俳優三浦春馬さん(享年30)が出演したブロードウェーミュージカル「キンキーブーツ」に登場するセリフに言及した。

三浦さんを追悼する「キンキーブーツ」特別映像が先月27日にYouTube公式チャンネルで公開され、三浦さん演じるドラァグクイーンのローラが劇中で「みんな、12ステップのプログラムは聞いたことあるわよね?」と語りかけるシーンも収められた。「12ステップのプログラム」とは依存症などから回復するための指針のことで、一般社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表は6日、ツイッターで「三浦春馬さんから『12ステップ』の言葉が!大好きな春馬君がまさかこのようなギフトを残してくれるとは。感謝」と言及した。

高知も田中氏のツイートを受け、「まさか『キンキーブーツ』に12ステップが出てくるとは俺も驚いた!」とツイート。「いまさらながら舞台を見に行けばよかったと後悔。三浦春馬さんが残してくれたギフトに心から感謝している」と思いをつづった。