NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の9日に放送された第106回の平均視聴率が19・0%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、昭和26年、人々の生活も豊かさを取り戻しつつあった。古山家ではみんなが充実した日々を暮らしていた。華(古川琴音)は19歳になり人の役に立つ仕事がしたいと看護婦になる夢に向かって看護学校で勉強していた。しかし、鉄男(中村蒼)は木枯正人と作った「湯の町エレジー」のヒット後、映画の主題歌の依頼などがあったが少し行き詰まっていた。心配した裕一(窪田正孝)は鉄男に母校の小学校から依頼を受けた校歌の作詞を頼んだ。そして、裕一と鉄男2人で里帰りした。