酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)で東京区検に略式起訴されたTOKIOの山口達也元メンバー(48)が19日、マスコミ各社にファクスで書面を送り、謝罪のメッセージを発表した。

略式起訴されたことを受け、「この度は私の起こしたオートバイによる酒気帯び運転事故で被害者並びに多くの皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「第2の社会人生活を送るため、アルコール依存症を克服しようと努めて参りました。しかしながら、今回の飲酒運転という行動についてはアルコール依存症以前の問題であって弁明の余地はなく、真摯にその罪を償っていく所存です」とつづった。

また、「多感な時期の子供を持つ親としての自覚の下、再度専門医のご指導を仰ぎ、これ以上信頼を裏切ることのないよう努めて参ります。この度は誠に申し訳ございませんでした」とし、直筆の署名を記した。

また、同じ書面内で、山口元メンバーの実兄も事故の身元引受人として経緯などを報告した。「弟はジャニーズ事務所退所後、専門医の診察の結果アルコール依存症との診断を受けておりました」と明かした。山口元メンバーは18年5月から19年4月まで東京近郊の専門病院で入院治療を受け、効果があったため退院し、同年5月からは通院治療を続けていたという。

実兄は「治療は順調に進んでいると親族一同信じておりましたが、この度の事故を受けて私共の認識が甘かったことを痛感しております」と心境を明かした。その上で「ただ、今回の事故はアルコール依存症とは別に、飲酒運転そのものに対する本人の認識の甘さに起因するものであり、この点についての本人の自覚と猛省が必要であると考えております。今後は本人がアルコール依存症を克服し、再び社会生活を送るための力となれますよう、今まで以上に支えていきたいと思います」とつづった。