米映画「クリード」シリーズや「ブランクパンサー」(18年)で知られる米俳優マイケル・B・ジョーダン(33)が、米ピープル誌が毎年選ぶ恒例の「最もセクシーな男性」に選ばれた。女子テニスのスター大坂なおみもファンであることを公言しているジョーダンは、「クールな気分だよ」と受賞を喜んでいる。

同誌は1985年から「存命する男性」の中で最もセクシーな男性を発表しており、今年の結果は17日にABCテレビのトーク番組「ジミー・キンメル」の放送中に発表された。黄色い防護服にゴム手袋姿、防護マスクには笑顔のイラストをつけて完全防護で番組に登場したジョーダンは「彼が存命する中で最もセクシーな男性です」とキンメルから紹介されてトロフィーを受け取った。同誌のインタビューでは、祖母が生前「最もセクシーな男性」号を集めていたことを明かし、母や叔母も愛読者だったので家族の女性陣は誇りに思ってくれていると思うとコメント。10年後の自分像について「世界中に影響を与える人物でいたい」と語っている。また、今年亡くなった元NBAレイカーズのスター、コービー・ブライアントさんと「ブラックパンサー」で共演した俳優チャドウィック・ボーズマンさんへの思いも明かしている。

「最もセクシーな男性」にはこれまでジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、ジョニー・デップら大物スターたちが名を連ねており、2年前にはジョーダンと同じアフリカ系のイドリス・エルバが選ばれている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)