フジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の30日放送の第5話に、女優池津祥子(51)がゲスト出演する。

同ドラマは、月9ドラマとして初の2クール連続放送で、刑事と法医学者という異色の父娘を描く。

万木朝顔(上野樹里)は神奈川県にある興雲大学に勤める法医学者。横浜・野毛山署のベテラン刑事の父・平(時任三郎)は健在だが、2011年(平23)3月11日に東北の海沿いにある実家に帰省中に、東日本大震災に巻き込まれた母の里子(石田ひかり)の遺体は見つかっていない。そして、朝顔は父の元部下だった神奈川県警捜査一課の刑事・桑原真也(風間俊介)と結婚し、5歳になる娘のつぐみ(加藤柚凪)に恵まれていた。

第5話では、東北のある街で、高齢の女性の遺体が発見される。時を同じくして、たまたま東北の海沿いの街にある母の実家に来ていた朝顔。ひょんなことから、朝顔が女性の遺体を調べることになった。自宅の寝室で亡くなっていた女性は、8年前に脳梗塞で倒れてから、ずっと寝たきりだった。その母親をずっと介護してきたのが娘の甲田奈々子で、母の遺体の第一発見者も奈々子だ。朝顔によると遺体は死後2日。しかし、奈々子が通報してきたのはこの日の朝。なぜ丸1日たってから、奈々子は通報をしてきたのか。奈々子は一体何をしていたのか。

池津は、この娘の甲田奈々子を演じる。「グッド・ドクター」以来、2年ぶりとなる上野との共演に「今回じっくり絡めるシーンがあってうれしかったです」と喜んだ。

第5話では、上野とセリフを掛け合いながら、母の介護のためにすべてを犠牲にしてきた娘の姿を熱演する。