日本テレビが30日、都内の同局で、定例社長会見を行った。

今年最後の会見ということで、小杉善信社長が今年の所感を述べた。

「本当にコロナの影響がこれほどまでに大きくなるとは思いませんでした。社会全体が重苦しくコロナの影響に覆われた」と新型コロナウイルスの影響を明かした。

続けて「施設利用などにも影響が出て、今までのビジネスモデルの足元が揺らいだ1年。そんな中で志村けんさんという、『志村どうぶつ園』という番組をやっていただいた方が亡くなられました。テレビ界の大きな財産を失ったという悲しいこともございました」と新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村さんをしのんだ。

さらに「新しい日常の中での24時間テレビを成功裏に放送できたことがテレビマンとして大きな自信につながった」と8月に新型コロナウイルス感染対策を徹底して実施した同局の大型番組の成功を振り返った。