NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の3日に放送された第4話の平均視聴率が17・4%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、社長の厚意から鶏を売ることができたテルヲ(トータス松本)と千代。意気揚々と家に帰ると栗子(宮沢エマ)がひとり。ヨシヲの姿が見当たらない。翌朝から村中でヨシヲの捜索が始まった。いてもたってもいられない千代は懇願し、大人に交じって一緒に探すことに。どうしてヨシヲは1人でこんな山奥に立ち入ったのか。考え込む千代の目に飛び込んできたのは、崖上に転がるヨシヲの草履だった。気付くと千代も行方不明になったが、無事帰ってくる。栗子は子ども2人を「奉公に出してはどうか」とテルヲに提案する。ヨシヲが山に入った理由は、お腹が痛そうにしている栗子に薬草をあげるためだった。