NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の9日に放送された第8話の平均視聴率が18・5%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。 

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、喜劇の天海一座が岡安にやってきて、えびす屋はにぎわっていた。千代(毎田暖乃)は仮病で舞台を休んだ子役の天海一平(中須翔真)をみることになったが、そこで一平は酒飲みで女癖が悪い父の天海のことが大嫌いだと聞いた。ある日、客の弁当を届けに来た千代は初めて芝居を目にし、その舞台で演じていた女優の高城百合子(井川遙)の演技にくぎ付けになった。千代は台本を手に入れたが文字が読めず、一平から読み方を教えてもらいながら台本を読んでいった。そんな時、迎えに行った天海が突然亡くなり、劇場で盛大な葬儀が行われた。その後、千代は隣近所だった小林(烏川耕一)と道頓堀で遭遇し、父テルヲ(トータス松本)が夜逃げしたことを知らされた。