高学歴お笑いコンビ、ロザンが出演するカンテレの新番組「ロザンのクイズの神様」(土曜午前10時33分=関西ローカル)が来年1月9日にスタートする。16日、同局が発表した。

京大出身で、芸能界の“クイズ王”宇治原史規(44)に、若手芸人らがクイズゲッターとして街に出て、自ら見つけたネタで問題を作り、宇治原にクイズを出す。自らを“ヒント師”とする相方の菅広文(44)からのヒントを頼りに、宇治原は難問、珍問に挑戦する。過去に2回、特番として放送されたクイズ番組をレギュラー化。

どんなクイズにも答えることができる理由を、宇治原は「菅さんのヒントがうまいからです。コンビネーションで結構な割合、正解できています」と説明。菅は「僕が出すヒントの良さにみんなは気づいていないと思います。僕はプロの“ヒント師”? “ヒントの神さま”なんですね」と話した。

菅から見た宇治原の苦手ジャンルは「アニメや漫画のクイズは危ないと思いますね。いま話題の『鬼滅の刃』とか『炭治郎』と言ってもキョトンとして目を白黒させると思いますね」と推測。宇治原は「緑と黒やったら炭治郎? 緑と黒色の服を着ているキャラクターを聞かれたら答えられるけれど、顔だけ見せられても分からないでしょうね」とした。

さらに、番組では、クイズゲッターたちが出題するクイズの「質」を、宇治原が「良問」「愚問」「大バカ問」のいずれかに判定する。

菅は「宇治原さんがクイズに答える番組はよくあるのですが、そこで出されたクイズがいいか悪いかなんていう番組はないですからね」とした上で「革命的な番組だと思います」とコメント。宇治原も「画期的な企画なのですよ。ゆるい雰囲気でやっていますけれど、クイズ自体をジャッジするっていうのは実は画期的」と語った。