お笑いコンビ博多華丸・大吉の博多大吉(49)が、「M-1グランプリ2020」王者マヂカルラブリーのネタが「漫才なのか?」とネット上で議論を呼んでいることを受け、自身の考えを示した。

大吉は23日、水曜レギュラーを務めるTBSラジオ「たまむすび」で、20日に行われた「M-1グランプリ2020」決勝を総括。優勝したマヂカルラブリーのネタをめぐるネット上の議論に言及し、「結論から言うと、漫才でしょうね。漫才だと思いますよ。だって漫才だもん。定義がない。自己申告なんですよね、基本的に。(演者側が)『漫才です』って言ったら漫才だし、『コントです』って言ったらコントですよ。それをお客さんが観て、漫才かコントかを決めるだけじゃないかな」とした。

一般的にいわれる“漫才の定義”については「センターマイクがあって、身ひとつで、2人だけでやるもの」「小道具を使ったり、効果音を使ったりとか、そういう仕掛けがないもの」だと紹介した上で、伝統的な漫才の形式である音曲漫才が楽器を用いることなどにも触れたほか、「昔の映像を観ると、大師匠たちも平気でボクシンググローブつけて殴り合ったりとかしてるんです」とし、「いろいろある。漫才って」とまとめた。