三代目 J SOUL BROTHERS岩田剛典(31)が、音楽プロデューサー松尾潔氏(53)の初小説「永遠の仮眠」(新潮社、2月17日発売)の表紙カバーを務めることが14日、分かった。

2010年のデビュー当時以来のタッグが決まった。松尾氏は、同グループのボーカルを決めるオーディションの審査員を務め、さらにデビュー曲「Best Friend’s Girl」をプロデュースしていた。「永遠の仮眠」は、音楽プロデューサーとシンガーの巡り合いを通じて、音楽業界の内実を克明に描いた作品で、岩田との関係とストーリーでの人間関係に共通項があったことから、松尾氏が「登場人物の憂いや不安を演じてほしい」と切望し、岩田の表紙起用が決まったという。

松尾氏は「デビューをきっかけに知り合ったダンス好きの大学生が、10年後は誰もが知る俳優として私のデビュー小説の表紙カバーに登場する。この事実こそ物語の名に値するのかもしれない」とコメント。岩田も同作について「主人公である音楽プロデューサーとシンガーがスタジオで交わす会話は、本当にリアル。自叙伝のような感覚で読みました」と話している。