つるの剛士(45)が15日、オンラインで行われたテレビ朝日系新特撮ドラマ「機界戦隊ゼンカイジャー」(3月7日スタート、日曜午前9時30分)の制作発表に出席し、主題歌「全力全開!ゼンカイジャー」を歌うことが発表された。

スーパー戦隊シリーズの最新作で、今作は45作目となる。つるの自身も戦隊シリーズが誕生した75年生まれで「ぴったり人生と同じ!」。東映のスタジオがある東京・練馬の高校に通っていただけに縁を感じている様子で「この機会に歌わせていただくのは、大興奮です」と喜んだ。

かつて「ウルトラマンダイナ」に主演しており、この日は登場するや“スペシウム光線”のポーズを披露。司会のメイプル超合金、カズレーザー(36)から「よそのはやめてください!」とつっこまれると、「こういう時代ですから、ヒーローに垣根はないんです」と笑った。

また「男冥利(みょうり)につきません? ウルトラマンをやらせていただいて、戦隊ものでは歌をやらせていただいて。あとは仮面ライダーしかないでしょう?」とニンマリ。「一応(CMで)『バイク王』やっているので」と“ヒーローコンプリート”に向け、アピールしていた。

また、番組音楽を「秘密戦隊ゴレンジャー」など数々のヒーローソングを手掛けた渡辺宙明氏(95)が担当することも発表された。

機械生命体の王朝「トジデント」から侵略を受ける世界で、人間の主人公・五色田介人とロボット「キカイノイド」たちが敵と戦う物語。1人の人間と4人のロボが戦隊を結成する、これまでにない設定となっている。