竹内涼真主演の日本テレビ系連続ドラマ「君と世界が終わる日に」(日曜午後10時30分)の第1話が17日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・4%だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

日テレと配信サービス「Hulu」が共同制作する大型ドラマで、日テレ系で「シーズン1」として10話が放送され、一度完結したのち、3月から「シーズン2」としてHuluオリジナルで全6話が放送される。竹内演じる自動車修理工の主人公・間宮響を中心にとした世界の終末をテーマにしたサバイバルラブストーリー。

第1話で、舞台は三浦半島の南端に位置する神奈川県三浦市。自動車整備工の間宮響(竹内涼真)は人望が厚く、頼りがいのあるまっすぐな男。同居中の研修医の恋人・来美(中条あやみ)にプロポーズするつもりだったその日、響はいつものように職場に向かい、トンネル事故に巻き込まれた。

数日後、なんとかトンネルを脱出した響の前には不気味に人気のない荒廃した街が広がっていた。そして、ようやく出会えた“人”が振り返ると、それは生き血を求めて人間を食らう恐ろしい化け物だった。

“生ける屍”のような化け物たちに、響は恐怖でおののきながらも必死で逃げ、急いで自宅アパートに戻るが、荒らされた部屋から来美の姿は消えていた。

生存者を探す響は近くの消防署にたどり着いた。しかし突然銃口を突きつけられた。銃を構えていたのは、響の同級生で警察官の等々力(笠松将)だった。化け物にかみ付かれることで伝染する“謎の感染症”がパンデミックを起こし、避難指示が出ていたという信じられない事実を聞いた。

一方の等々力は、響に不穏な目を向ける。二人の過去にはある“しこり”があった。

陸の孤島となった消防署に身を寄せていたのは警察官の等々力とその上司、本郷(大谷亮平)。女子大生・佳奈恵(飯豊まりえ)、三原紹子(安藤玉恵)と小学生の娘・結月(横溝菜帆)の親子、屈強なバイク便ライダー・吾妻(鈴之助)、引っ越しアルバイトの韓国人・ミンジュン(キム・ジェヒョン)とその上司の甲本(マキタスポーツ)、そして、壮年の男性・宇和島(笹野高史)。救助に来るはずだった“避難所”とは、昨日から音信不通になっていた。